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うまみ輝く金芽米
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ももせいづみの快適ごはん生活
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「ももせいづみの快適ごはん生活」第1回:ごはんがごちそう
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料理写真
お気に入りの箸休めがあれば、いちばんのごちそう
space.gif  子供を育てて40歳もなかばになり、からだや気持ちの変化を感じ始めたころ。同世代の友人がこんなことを言いました。「最近ね、汚れて散らかった家に住みたくないなあ、と思うようになったの。若いときはカップラーメンだけでも夕食にできたけど、今はもうだめ。こざっぱりした家に住んで、ちゃんと作ったごはんを食べたい。若い頃はエネルギーだけで忙しさや雑然とした暮らしも乗り切れたけど、身の回りをさっぱりと穏やかにしないとダメな年齢になったのねえ」。うんうん、ほんとに!
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 だってね。スパゲティやラーメンが大好きで、白いごはんなんてなくても暮らしていけるわ、なんて思っていた私が、最近はお刺身を見ると「ああ、白いごはんが欲しい!」なんて思うんですよ。昔の私だったらまず最初に「日本酒が欲しいー!」と思うはずなのに(笑)。
さっぱりと穏やかな生活の中心には、からだに優しいものを身の回りにおいて、シンプルでおいしいものを食べたいという気持ちがある。何もかもが新しい体験で、力いっぱい走ることに意味があった若い頃に見落としがちだった、毎日の暮らしを丁寧に積み重ねることが大切な年齢になったのかなあ、なんて思ったりするのです。
 その意味では、食べることも飲むことも大好きだった私の両親に、心から感謝。毎日の食卓に小さなしあわせをみつけて、食べる楽しみを家族で分かち合う子供の頃からの自然な習慣が、今の私の暮らしを支えているのだとも思います。というわけで、最近の私は「おいしいごはんが一番のごちそう」と思うようになりました。
 子育ても一段落して、ちょっとゆとりができたこの頃。時間がある日は、土鍋炊飯を楽しむ日も増えました。こんなときによく合うのが、大好きな塩からや納豆。あああ、なんておいしいんだ! お米はほんとに偉い。いろいろなブランド米も試しましたが、栄養価が高くてからだへのやさしさを実感できる金芽米が、最近の私のお気に入りです。穏やかな滋味があって、佃煮や漬物、納豆などの素朴なおかずによく合うし、ハンバーグなどの洋食も違和感なく引き立ててくれる。炊飯器でおいしく香ばしく炊けて、とぎ汁の排水が出ないのも◎です。
 さっぱりと穏やかな生活って、からだや心が作られていく子ども時代にも大切なことなんだろうな、と思うから、子どもにもお米を楽しく食べて欲しい。そんな経験の積み重ねが、将来「食べるって楽しい」という気持ちに育ってくれたらいいなあ、と願いつつ。今夜もごはんに合う献立をわくわく考える私なのでした。
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料理写真
出汁を取った昆布や鰹節は佃煮やふりかけに。
これがごはんに合うんだなあ
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ももせいづみさん
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space.gif ももせいづみさんプロフィール
space.gif 生活コラムニスト。デザイン事務所、メーカー勤務後フリーに。WEBのデザインやプロデュースを手がけてきたが、最近は執筆活動や講演を中心に活躍。日本経済新聞(土曜夕刊)の連載をはじめ、快適な暮らしをテーマにしたエッセイやコラムが好評。近著に「くらしくりえいと〜ラクして楽しい毎日のヒント〜」「コンセントの先にある幸せ」がある。
HP:M's net
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金芽米を楽しむ
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