夏休みの自由研究はこれで決まり!お米の自由研究♪
(➀お米から考えるSDGs、➁おいしいごはんを炊くコツ)
みんなは、ごはんは好きかな?
いつも食べているごはんだけど、お米からSDGSについて考えられたり、おいしいごはんを炊くコツがあるんだよ。
お米についてもっと知るために、実験してみよう!
実験結果をまとめれば、夏休みの自由研究にも使えるかも!?
【実験1】「お米のとぎ汁」について調べてみよう!
~お米から考えるSDGs~
お家でとぎ洗いするお米を使っていたら、とぎ汁について調べてみよう。
用意するもの
- お米・・・1合
- お水・・・ちょうどよい量
- ざる・・・1個
- ボウル・・・2個
- 透明なコップ・・・1個
- カメラ(スマートフォン)・・・1台
実験方法
➀:
ボウルに1合のお米と少量のお水を入れてとぎ洗いする。
※コップ1杯のお水を3回くらいに分け、➀~➁を繰り返す。
➁:
もう1個のボウルにざるを置き➀を流しいれる。
③:
とぎ汁を透明なコップに入れて写真を撮り観察する。
※その後のお米は、必要なだけといで、炊飯して食べてね!
④:
③のコップを冷蔵庫に入れて1日置いておく。
⑤:
④のコップの写真を撮り観察してみよう!
1日後のコップの底には沈殿物があるのが分かるよ。これが、米粒の表面にくっついていた肌ヌカ!
とぎ汁や肌ヌカには、有機物やリン、チッソなどが含まれているから・・・
➀そのまま流すと:
海や川、湖を汚す。
➁下水道処理場では:
下水道に流れても、処理場できれいな水にするためには、多くのエネルギーを使いCO2(二酸化炭素)の排出や大気汚染につながる。
③リン、チッソは:
有機物は下水道処理場で取り除けるけど、リンやチッソは完全には取り除けない。これらを栄養とするプランクトンが増えすぎて赤潮やアオコが発生して、水中の酸素が少なくなって、魚が死んでしまう。
とぎ汁による水質汚染を防ぐため、粘着力の強い肌ヌカで肌ヌカを取り除く、『BG無洗米』ができたよ!
工場でも家庭でもとぎ汁を一切出さないし、取り除かれた肌ヌカは、すべて有機質肥料『米の精』として野菜や果物、また家畜の飼料にリサイクルされているSDGSに貢献しているお米だよ♪
「BG無洗米」についてはこちら
「BG無洗米 SDGSへの貢献」についてはこちら
「米の精」についてはこちら
【BG無洗米製法のお米、通販サイト】
「金芽米」についてはこちら
「金芽ロウカット玄米」についてはこちら
「金芽米オンラインショップ」はこちら ※外部サイトに移動します
【実験2】「お米をお水につける時間」について調べてみよう!
~おいしいごはんを炊くコツ~
みんなはごはんを炊いたことがあるかな?
おいしいごはんを炊くにはコツがあるんだよ。
今回はコツの1つ、「お米をお水につける時間」について調べてみよう!
炊飯器を使うので、大人の方と一緒にやってみてね。
用意するもの
- お米・・・1合 × 2回分
- お水・・・ちょうどよい量
- 色の濃いお皿・・・2枚
- スプーン・・・1本
- 炊飯器・・・1台
- 時計・・・1個
- カメラ(スマートフォン)・・・1台
実験方法
➀:
1合のお米【A】(とぎ洗いするお米はといだもの)を準備し、炊飯器の1合の目盛りまでお水を入れる。
➁:
色の濃いお皿に➀のお米【A】とお水を少量スプーンで取り、写真を撮り観察する。➀の炊飯器にお米とお水を戻し、お水に浸さずに、すぐにごはんを炊く。
③:
【A】のごはんが炊きあがったら、スプーン1杯分のごはんをラップに包んで保存しておこう!(その他のごはんは食べてみよう!)
④:
③の炊飯器を洗って、1合のお米【B】(とぎ洗いするお米はといだもの)を準備し、炊飯器の1合の目盛りまでお水を入れ、お水に60分浸す。
⑤:
色の濃いお皿に④のお米【B】とお水を少量スプーンで取り、写真を撮り観察する。④の炊飯器にお米とお水を戻し、ごはんを炊く。
⑥:
【B】のごはんが炊きあがったら、色の濃いお皿に【B】の米粒と③のラップから取り出した【A】の米粒を並べて写真を撮り観察し、米粒の大きさを比べてみよう!
⑦:
【B】のごはんを食べてみよう!
お水に浸してすぐのお米は透明だけど、60分浸したお米は、お水をしっかり吸収して真っ白になっていたね。
炊きあがったごはんを比べても、お水に60分浸してから炊いたごはんは、すぐに炊いたごはんより米粒が大きくて、ふっくら炊きあがっていたよ。
【A】と【B】のごはんを食べてみた感想はどうだった?
東洋ライスのメンバーの感想を参考に紹介するよ!
《【A】:お水に浸してすぐ炊いたごはん》
・かたい(しんが残っている)
・粘りが少ない
・うまみが少ない
・冷めるとさらにかたくなる
《【B】:お水に60分浸して炊いたごはん》
・ふっくら炊きあがっている
・粘りがある
・噛むとしっかりとしたうまみがある
・冷めてもおいしい
実験からも分かった通り、“お米をお水に浸すこと”は、お米にお水を浸透させてごはんをふっくらと炊きあげるためにとても重要だよ!
夏場は30分、冬場は1時間程度、お水に浸してからごはんを炊いてみてね♪
まとめ
今回は、「お米から考えるSDGS」や「おいしいごはんを炊くコツ」に関する自由研究について、紹介したよ。
- お米のとぎ汁には、有機物やリン、チッソが含まれていて、そのまま流すと環境汚染につながる。
- 夏場は30分、冬場は1時間程度、お米はお水に浸してから炊くとおいしいごはんが炊ける。
お米のとぎ汁が及ぼす環境汚染やごはんを炊くコツについて、分かったかな?
お米に詳しくなって、おいしいごはんを食べよう!