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山梨県北杜市、東洋ライス株式会社地域活性化に関する包括連携協定を締結。行政・企業・市民が果たすべきSDGsの役割を具現化

このたび、山梨県北杜市(市長:渡辺英子)と東洋ライス株式会社(本社:和歌山県和歌山市 代表取締役社長:雜賀慶二) は、東洋ライスが世界で初めて開発した無洗米「BG無洗米」と、その副産物である「米の精」を活用した「持続可能な農業」を核とした包括連携協定を締結します。

本事業は、北杜市の生産者が約10年前から実施している「米の精」による「循環型農業」を基に、「市民の健康増進」、さらに「地産地消の実現」など、SDGsの目標をいち早く実現してきた内容を包括連携協定という形で一層強固なものにするとともに、取り組み内容や成果を発信することで、行政・企業・市民が果たすべきSDGs達成に向けた役割を内外に示すことを目標としています。

なお、北杜市がSDGs制定以前より取り組んできた上記「食の循環」は、昨年11月に東洋ライスが国連本部で発表するきっかけとなった取り組みであり、国連関係者から「世界でも珍しい、食を通じた素晴らしい取り組み」として高い評価をいただきました。

北杜市は、山梨県内で最も大きい水田面積を有する地域であり、長い日照時間、日本名水百選に選ばれた清らかな水、澄んだ空気、肥沃な大地から作られる米の評価は高く、昔から米どころとして有名な地であります。

東洋ライス株式会社は、30年前より「米の精」を有機肥料・飼料として、田や畑、畜産に活用し、循環型農業を推進しております。また、近年は新たな精米技術により、栄養と美味しさの両方を実現した健康志向の「金芽米(きんめまい)」を開発し、その普及による人々の健康増進事業を推進しております。

この米との関わりが深い2者の協定締結により、東洋ライス株式会社の技術力、ブランド力及び卓越したノウハウを活用し、北杜市のお宝である「米」を中心とした持続可能な農業の一層の推進を図るとともに、SDGs活動の先駆者としての役割を果たしてまいります。

■ 包括連携協定の主な内容

  1. 北杜市の基幹産業である農業を永続的に守り、一層発展させることによりSDGsの達成に基づいたブランド力を高めるための取り組み
  2. 地産地消の推進に向けた取り組み
  3. 子どもたちが、北杜市の「安全・安心なおいしい食」を魅力として気づき「ふるさと北杜」を愛し、一生涯暮らし続けたいと思う心を育むための取り組み
  4. 米を通じた「安全・安心 日本の台所」を市民一人ひとりが誇りに思う取り組み
  5. 市民一人ひとりが、一生涯健康で幸せに暮らすことができる食を通じた健康づくりのサポートに関する取り組み
  6. 地域企業との協働によるまちづくりを目的とした取り組み
  7. SDGsの先駆者として、上記(1)~(6)の取り組みにおける情報を随時全国に向けて発信する取り組み
  8. その他本協定の目的を達成するために必要な取り組み

「北杜市の持続可能な農業」を核とした地域活性化に関する包括連携協定のイメージ図