川越ひばり幼稚園で食育セミナー「お米のヒミツ」を開催しました!
2月10日(月)、埼玉県川越市の学校法人山口学園川越ひばり幼稚園SORAにて、「お米のヒミツ~こどもの能力を伸ばすカギはご飯にある!~」と題した食育セミナーを行いました。ひばり幼稚園の食育施設SORAを会場に、当幼稚園にお子様を通わせている保護者の方を中心に50名の方が参加しました。
知っているようで知らない「こどもとご飯」の関係
会場となったひばり幼稚園は、自園給食に取り組むなど食育に非常に力を入れていて、給食には「金芽米」を取り入れていただいています。今回の主催者である一般財団法人educe食育総合研究所とも食育活動を通じて関わりがあったことから、こちらの幼稚園でセミナーを実施する運びとなりました。
東洋ライス社長であり東京農業大学客員教授の雜賀慶二が登壇し、主食であるコメと健康の関係、糠の栄養を残した金芽米の特長、そして妊娠中の方やお子様にこそ栄養価の高いコメを食べてほしいとの思いを、経験を踏まえて解説しました。
健康的で環境にやさしいお米「金芽米」
子どもたちへの食育では、稲から育ててお米を収穫するといった体験授業を行う園や学校がありますが、そうしたなかで子どもたちはお米の大切さを学びます。ひばり幼稚園でも年長さんが籾摺り体験をしているそうです。
今回の食育セミナーではさらに一歩踏み込んで、なぜお米から栄養を摂ることが大切か、普通の白米で取り除かれてしまう糠にどれだけの栄養分があるか、金芽米にどのような工夫があるのかなど話しました。食事による健康効果について語られるとき、主菜と副菜をバランスや栄養価の高い食材など、「おかず」に関する声は情報が多いですが、主食であるお米と健康の関係についてお伝えする機会となりました。
食をとても大切にしているひばり幼稚園。保護者の皆様も給食で「体にいいご飯」が出されていることは知っているものの、金芽米の詳しい解説を聞いて、一層安心した様子でした。
妊婦や幼児にこそ食べてほしい
特に保護者の皆さんにお伝えしたかったことがあります。それは小さいお子さん、できれば胎児のころから金芽米を取り入れてほしいということです。
金芽米を給食に取り入れている保育園で、インフルエンザ罹患者が半減したというデータがあります。また「米の精」(加工時に取り除いた肌ヌカで、有機質肥料として活用)を使って育てたカボチャの種子に、通常より多い酵素(栄養)が確認されました。
こうしたデータを示しながら、母体の栄養が集中する胎児や、食事量が少なくご飯の栄養が健康に直結する子どもたちにこそ、栄養価の高い金芽米を食べていただきたいことをお話しました。
まだ知られていない「お米のヒミツ」、広めていきます
当社からの解説のあとは、educe食育総合研究所より「食育ミニ講座」として、ひばり幼稚園での取り組みが紹介されたり、近年の小麦の消費増大にともなう子どもへの影響などが解説されたりしました。
参加者からは、「子どもの好き嫌いが減った」「親よりいいものを食べていることを知った」などといった感想から、「金芽米と金芽ロウカット玄米の違いは何か」「金芽米でも古米だと美味しくなくなるのか」など具体的な質問まで、多くの声が聞かれました。
当社ではこれからもイベントやセミナーなどを通して、お米の大切さや金芽米の健康効果の普及に努めてまいります。