「平成28年熊本地震」の災害支援に関するご報告
このたびの平成28年熊本地震により被災された皆様には謹んでお見舞い申し上げると共に、被災地の一日も早い復興を心から祈念申し上げます。
東洋ライス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:雜賀慶二)は、この度の熊本地震で被災された方々に対しまして、阪神・淡路大震災や東日本大震災の際の支援活動と同様に被災者の方々が最も望まれる温かいご飯の提供が最重要と考え、下記の通り、栄養価が高く、洗わずに炊ける「金芽米」による災害支援をさせて頂きましたのでご報告申し上げます。
- 5月11日には、公益社団法人アジア協会アジア友の会(本部:大阪市)へ金芽米100kgを提供し、同会が熊本県益城町への食糧支援活動として、金芽米による温かいご飯の炊き出しを実施しました。
同会は、東日本大震災の際、宮城県南三陸町が最も過酷な状況であることを独自の情報網でいち早くキャッチし、当社と合同で約3週間に亘り温かいご飯と味噌汁を中心に炊き出しを実施。何よりも温かいご飯が被災者には必要であることを強く実感しました。今回は、被害が大きかった熊本県上益城郡益城町の避難所2箇所を中心に炊き出しを行われており、今回も多くの物資よりも先ずは温かくて栄養価の高いご飯の提供が必要とのことから、当社に金芽米の拠出を要請されたものです。同会の支援メンバーからは「現地では多くの物資は届いているが、被災者はパンやカップ麺には飽き飽きしている。予想通り温かくて美味しいご飯に被災者の方々も大いに満足されているようだ。また、水道が十分に復旧しておらず、無洗米が非常に役立った。」とご報告を頂いております(写真参照)。 - 5月22日には、ニューヨーク・ユニオンスクエアで台湾人会のイベント「Passport to Taiwan」が開かれ、その中で急遽、熊本県への義援金を募るために熊本支援のブースが設けられ、ニューヨークで商品を販売している日本企業数社が協賛しました。当社はニューヨークに在庫していた金芽米、及び金芽ロウカット玄米、約40kgを急遽集め、提供致しました。イベントには大勢のニューヨーク市民が訪れ、金芽米をはじめとする日本の協賛各社の商品を買い求めました。金芽米は夕方前には完売し、大変好評で(同イベント主催者)、これらにより予想以上の$2,462.49が集まり、その売上金のすべてを熊本県と熊本市に義援金として贈られました。