創業55年の老舗精米機メーカーが、米の新たな魅力をプロデュース。 米の“凄い”が満載!「お米料理店」を銀座にオープン
東洋ライス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:雜賀慶二)は、独自の精製技術により、米本来の高い栄養価と旨み・甘みを復活させた「金芽米(きんめまい)」及び「金芽ロウカット玄米」といった「機能性米」を中心に、米が持っている魅力を様々な料理やスイーツなどで提供する、お米料理店「金のダイニング」を来たる9月16日(金)、東京・銀座にオープンします。
「金のダイニング」では、上記機能性米を中心に、さらに独自の精製技術、加工技術、熟成技術、ブレンド技術を使った新しい概念の「熟成米」、「黒米」を加えた米ラインアップを使った「寿司」、「おにぎり」、「丼」、「おかゆ」、「お米スイーツ」といった多様なお米料理を順次提供することで、今まで知られていなかった米の“凄い”部分を来店者に知っていただくと共に、その情報を広く発信していく予定です。銀座は海外からの旅行客も多いことから、外国人に対して、日本のコメの品質の高さやおいしさだけでなく、健康効果をアピールする拠点としても活用してまいります。
具体的には、先ず「寿司」の提供を昼・夜の時間帯限定で先行オープンします。次いで、11月中旬には、お米料理のバリエーションを増やすと共に、営業時間を全日に拡大し、①朝は「おかゆ・おにぎり」、②昼は「丼・ちらし鮨・定食」、③午後は「お米スイーツ」、④夜は「にぎり寿司」といったように、一日を通して、それぞれの時間帯に合わせた多彩なお米料理を提供してまいります。
さらに同店では、お子さまから大人までを対象とした米を学ぶ様々なイベントを実施します。お子さまには「食育」や「職業体験」の場として、お米スイーツを作れる「パティシエ」体験、店のカウンター内で実際に寿司を提供する「板前」体験などを通して、普段あまり意識することがない米への気付きの場を設ける予定です。また、大人にはスタンダードなお米料理から、イタリアでは定番となっている「ライスサラダ」などの応用編まで、新しいコメを使用したワールドワイドなお米料理体験を予定しています。この他、同店では全国各地の様々な銘柄米も取り扱う予定で、その生産者と消費者とが直接交流するイベントを開催し、生産者の想いや生産の現状を多くの消費者に知ってもらう機会を積極的に設けて参りたいと考えております。
近年、我が国では食の多様化や炭水化物ダイエットなどの流行を背景に、コメ消費量が減少の一途を辿っています。一方、海外では、低カロリー・低脂肪の日本食の普及が進み、シンガポールでは、精製した白米を摂取すると糖尿病リスクを高めるため、保健当局が摂取しないよう呼び掛けるなど、コメを単なる炭水化物としては受け入れられないという機運が高まっております。
しかし、コメは元々「生薬」の機能を持った食物であり、滋養強壮の薬として重用されてきました。ところが、江戸時代に美味しさを求めて白米が登場すると、食味が向上する半面、生薬としての機能は失われてしまったのです。
東洋ライスは、新たな精製技術を開発することで、コメの「美味しさ」を高めつつ「機能性」を復活させた「金芽米」、「金芽ロウカット玄米」を開発し、これまで主にそれら機能性米を「生米」としてPRを行ってまいりましたが、今後は、創業55年間で培った米に関する技術やノウハウを「金のダイニング」を通じて発信し、米の持つ本来の魅力だけでなく、日本人に失われつつあるお米を食べる喜び、日本の米の大切さを伝えることで、あらためて日本の米を見直し、コメ需要の喚起をうながすと共に、「機能性米」などにより人々の健康、特に健康寿命の増進に寄与してまいる所存です。
【金のダイニングの店舗情報】
・店舗名=「金のダイニング」銀座本店
・所在地=東京都中央区銀座5-10-13東洋ライスビル
・電話番号=03-3573-5515
・営業時間=11:30~14:00/17:00~22:00