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東京農業大学と東洋ライスが包括連携協定を締結

東京農業大学(東京都世田谷区、学長:高野克己)と、東洋ライス株式会社(東京都中央区、代表取締役:雜賀慶二)は、食品及び関連産業の活性化に貢献する活動を行うとともに、食品開発への支援を通じた国際協力活動を展開し、地球規模での食糧・環境問題への貢献を目指し、2016年12月7日(水)に包括連携協定を締結しました。

同大学は、125年の歴史を有する日本で初めて設立された私立の農学校であり、現在、農学を専門に扱う日本で唯一の大学として、生命・食料・環境・健康・バイオマスエネルギー・地域創成などに関する基礎から応用までの研究と、その研究成果を社会へ還元する取組みを積極的に行っています。一方、当社は、環境に優しい稲作に適した土づくりから精米機器の開発、コメ販売、炊飯事業までを手がける「お米に関する総合メーカー」として活動を続ける中で、かつてコメが持っていた生薬としての機能を取り戻したコメを開発すると共に、その普及により予防医学の推進を図り、我が国の医療費削減を目指しております。

このたびの包括連携は、高い志をさらに深めたいという両者の思惑が一致したもので、他に無い特長を活かし、実のある貢献につなげて参りたいと考えております。

また、当社社長雜賀は、長年、米の研究に基づいた精米技術の開発や金芽米などの新商品の開発を続けて米の需要拡大に貢献し、さらに今後の新たな研究や開発が期待され、本年6月に同大学客員教授に就任しており、今回の連携と併せ、国内外で活躍する人材の育成にも努めてまいります。

■包括連携の内容
1.食品及び関連産業の活性化に向けた連携
2.食品開発への支援を通じた国際協力活動における連携
3.人材育成に関する連携
4.その他両者の協議により必要と認める連携

包括連携協定締結式の様子