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金芽米の自然免疫活性化機能は遂に世界的な国際学会APCCN2013でも発表された!

国際学会で発表

香川大学医学部などのグループ※1は、金芽米には、自然免疫を活性化させるLPS(糖脂質)が普通精米の約6倍多く含まれていることを発見し、この画期的な研究結果は平成25年5月25日に日本栄養・食糧学会にて発表されましたが、この度さらに、世界的な国際学会である、第8回臨床栄養学会APCCN2013においても発表されました。

同学会は平成25年6月10日より東京ベイ舞浜ホテルクラブリゾートにて開催され、世界数十ヶ国の学会員(栄養学者)らが出席され、香川大学医学部の稲川准教授は消化管部門のシンポジウムで次のような主旨の発表をされました。

「近年、自然免疫は、感染症、認知症、メタボリックシンドロームやアレルギー、がん等に対する予防改善効果など、身体の健康を維持する機構としての重要な役割があることが解明されてきています。私たち研究グループ※1は、自然免疫を適切に活性化することができるLPSの経口摂取の研究を長年続けています。LPSは朝鮮人参などの漢方薬に含まれることは既に報告していますが、コメは主食として他の食品に比べ最も多く食されているため、その栄養成分を有効利用する研究の過程で、亜糊粉層に注目致しました。亜糊粉層は、コメのヌカ層とでんぷん貯蔵組織との境目にある層で、従来の精米法ではヌカと一緒に取り除かれてしまうため、普通の白米には残っていません。また、玄米には含まれていますが、残っているヌカ層の食味や消化が良くないことから、ほとんど食べられていないのが現状です。亜糊粉層を残存させたコメ(金芽米など)は普通の精製白米よりも食味がよいだけでなく、1日2合(300g)食べると、私たちの研究から推定されているLPSの1日推奨摂取の約3割をまかなうことができます。私たちは今後、諸疾患の予防効果など、更なる研究を進めていきます。」

金芽米は海外の学者からも強い要望を受ける

改めて申し上げるまでもありませんが、金芽米は、弊社が独自の精米技術により開発した「亜糊粉層」を残した無洗米です。長期間、金芽米を食べられている方々より、いろいろな体調改善効果が報告されていますが、この度、新たに金芽米の機能が明らかになると共に、海外の栄養学研究者の方々にも金芽米の健康効果を知っていただくことができ、中でも同学会の金芽米の展示コーナーにて、来場者のほとんどの方から、各国共通の今までの常識(米の栄養分を無駄なく取るには食味や舌触りの悪い玄米のままで食べるしかないとの固定観念)を覆して、精白米の状態で栄養分と食味が両立されている金芽米の登場は今後の社会の健康増進に多大の貢献が見込めるので是非とも今後は海外への販売も検討してほしいとの御要望をいただきました。

※1 香川大学医学部統合免疫システム学講座の杣客員教授、河内千恵客員准教授、 稲川裕之客員准教授および自然免疫制御技術研究組合