京都府亀岡市、東洋ライス株式会社が包括連携協定を締結
~食育の推進、食を通した健康増進及び農業振興など幅広い分野で連携~
この度、京都府亀岡市(市長:桂川孝裕、以下「亀岡市」)と東洋ライス株式会社(代表取締役社長:雜賀慶二、以下「東洋ライス」)では、地域課題の解決と持続可能な地域社会の発展に共に取り組むことを目的とした包括連携協定を4月21日に締結いたしました。

亀岡市では少子化・高齢化に伴う人口減少社会において複雑化する行政課題に対応し、効率的で持続可能な行財政運営を実現するため、産官学連携を通じた市民満足度の高い行政サービスの提供を推進しています。令和4年には、第5次総合計画で掲げる、目指す都市像「人と時代に選ばれるリーディングシティ亀岡」実現に向け、“子ども”と”子育てを頑張る人”を本気で応援する「子どもファースト」を宣言し多種多様な事業を展開していますが、その一つに“食育”も含まれています。
また、東洋ライスでは、独自の加工技術によって健康成分を多く残し精米された「医食同源米(金芽米(きんめまい))」の普及を通じて人々の健康増進や環境保全に取り組んでいます。
両者の連携により、食育の推進や食を通した健康増進に関する取組などが期待できるほか、亀岡産米を使用した「医食同源米」の展開など農業振興等にも共同で取り組んでまいります。
【包括連携協定における連携事項】
- 食育及び健康増進に関すること
- 情報発信及び地域間交流に関すること
- ふるさと納税返礼品への展開に関すること
- 防災(非常時の食料提供)に関すること
- 農業振興に関すること
- その他前条の目的を達成するために必要な分野に関すること
【京都府亀岡市の概要】
亀岡市は京都市の西となりに位置し、京都市とはJR山陰本線・国道9号・京都縦貫自動車道などで結ばれ、また大阪府とも隣接しており、京都市へは電車でも車でも約20分、大阪市へは約1時間と、暮らしや経済はもちろん、観光にも便利なまちです。
京阪神都市圏とのすぐれたアクセスと、豊かな緑につつまれた快適な生活空間を有する亀岡市は、京都府内3位の人口を有しています。
令和2(2020)年には、地域のにぎわいを呼び起こすまちづくりの拠点として「サンガスタジアム by KYOCERA」が竣工し、スタジアムを核としたまちづくりが進められています。
また、平成30(2018)年には“かめおかプラスチックごみゼロ宣言”、令和2(2020)年には全国初の「亀岡市プラスチック製レジ袋の提供禁止に関する条例」を制定するなど、全国に先駆けた取組を推進し、世界に誇れる環境先進都市を目指しています。
- 面積 224.8㎢
- 人口 約86,000人