選んで食べるだけで、持続可能な社会形成に貢献!
SDGs14項目対応のサステナブルフード
「金芽米(BG無洗米)松本産こしひかり」が新登場!
~2月28日より、デリシア全店にて順次発売~
このたび、株式会社デリシア(本社:長野県松本市、代表取締役社長:萩原 清、以下「デリシア」)は、プライベートブランド「信州生まれ」の商品として「金芽米(BG無洗米)松本産こしひかり」を発売します。「信州生まれ」とはデリシアが2013年から販売する、信州の大自然が育てた安心・安全な素材を使って生産者様やメーカー様と共同で開発したプライベートブランドです。持続可能な社会の実現に向けた取り組みとして、同ブランドでは初めて「サステナブル」に注目した商品開発を行いました。BG無洗米のもつサステナブルな一面を広く消費者に伝わるように商品パッケージをデザインし、本商品の米袋についても環境に配慮した植物由来のプラスチックやインキを使用したものを採用しております。本商品は、内容量2kg、4kg、8kgの3種類で、2月28日より順次、デリシア全店にて発売いたします
近年、世界各国では、「持続可能な社会の実現」に向けた動きが加速度的に増しております。その一つの指標として、国連が定めた「SDGs(持続可能な開発目標)」が挙げられ、日本でも馴染み深いものとなってきました。
そのようななか、デリシアでは、『地域密着の食品スーパーとしてお客様に「おいしさ」と「安心」をお届けする』―という経営理念のもと、企業活動をしております。これからも長野の地でお客様と共に歩んでいくため、将来を見据えた中でSDGsの考えに則り、環境に配慮した商品「サステナブルフード」を企画するに至りました。
本商品のパッケージには「無洗米3つの約束」として、①精米工場でも家庭でも「とぎ汁」を出さないため、海川の水質汚染を防止、②無洗米(本商品)を食べることで、お茶碗一杯当たりCO2排出量を4.6g削減、③とぎ汁の基「肌ヌカ」を有機質資材に変えて、循環型農業を実現-を米袋の前面に表記し、「サステナブルフード」であることをアピールしています(下記に詳述)。
なお、本商品は、松本市にある株式会社中島屋降籏米穀(本社:長野県松本市、代表取締役社長:降籏一路)の精米工場にて製造を行います。製造時に産出される「米の精」は、そのまま本商品の玄米に使われる「JA松本ハイランド」管内の田んぼに還され、全て長野県下でサイクルすることとなり、フードマイレージへの貢献に加え、地産地消の推進にも貢献できます。「米の精」とは、BG無洗米製造時に取り除かれた、とぎ汁の基となる「肌ヌカ」に保存性を持たせるために工場内で熱処理を加えた有機質資材です。「米の精」を土壌に還すことで、土壌菌を短期間に増加させ、農作物の根に栄養成分を行き渡らせるための健康な土壌を生み出します。この上に、天然コメ由来のリン・窒素成分が土壌に染みわたることで栄養豊富な土壌が生まれ、更にコメの栄養価値を決めるともいわれる「酵素量」を増加させることも可能としました。
また、栄養やおいしさにもこだわり、「精米方法」に着目、東洋ライス株式会社(銀座本社:東京都中央区、代表取締役:雜賀慶二)の独自精米技術により、コメの栄養と旨み成分が多く含まれる「亜糊粉層(あこふんそう)」を残した「金芽米」に仕上げているため、おいしく、栄養豊富でありながら、普通の白ご飯と比較して、摂取カロリーが約17%、糖質が約14%少なく済みます。
以上のように、本商品は、環境面に加えて、栄養バランス、摂取カロリー・糖質オフの面で人々の健康にも寄与、さらに地産地消にも寄与できることから、SDGsに照らし合わせると14項目に該当するサステナブルフードであります。
「無洗米3つの約束」の詳細説明
環境配慮の面から「とぎ汁」を精米工場でも家庭でも排出しないBG製法にこだわり、東洋ライスが開発した、製造時にごく少量の水と空気以外使用しない唯一の無洗米製法である「BG無洗米」技術を取り入れました。本商品を利用することで、企業や自治体だけではなく、お客様や地域の皆様と共に持続可能な社会の実現を推進していきたい想いを込めました。なお、本商品8kgを召し上がっていただくと、約490gのCO2削減となり、これをレジ袋(6.62g/1枚 ※1)に換算すると、約49枚(レジ袋1kgあたり1.512kgのCO2※2)もの量に相当します。
※1 プラスチック容器包装リサイクル推進協議会より、※2 (一社)プラスチック循環利用協会より