100%お米由来の有機質資材「米の精」
「米の精」とは
BG無洗米の加工時に取り除かれた肌ヌカ(とぎ汁の元)を製品化したものです。
BG精米製法では、加工の際に利用された肌ヌカを有効利用するために、回収した後、少量の水を加えて粒状にし、更に加熱処理をして有機肥料としてリサイクル活用しています。その名も米を育て上げた物質との意味を込めて「米の精」と命名しました。
有機質100%の肥料で、稲や野菜に使われるほか、家畜の飼料など多岐にわたり使われております。
【田んぼ・畑に!】
土中の微生物の活動が活性化されるので、茎が太く根の張った稲から味の良いお米がとれます。
【飼料に!】
米からできる天然の植物性飼料なので、健康で安全な牛に育ちます。
肌ヌカは完全リサイクル
製造工程で取り除かれた肌ヌカは、すべて有機質肥料「米の精」として野菜や果物、また家畜の飼料にリサイクルされています。
※「米の精」は、東洋ライス株式会社の登録商標です。
「米の精」の特長1:効果が長持ち
緩効性の肥料で、化学肥料に比べてゆっくり分解されるので、効果が長持ちし、徐々に土が肥えていきます。
特に、成分の中でもチッソは単体ではなく、アミノ酸態、たんぱく態など、分子の大きな形で含まれており、化学肥料のように副成分の硫黄や塩素などは含まれていません。
「米の精」の特長2:土を豊かに ~ 土中の微生物を活性化 ~
土中の微生物のエサになり、短期間に爆発的に増えた微生物が土壌を豊かにします。
「米の精」の特長3:効果アップ ~ 優れた成分バランス ~
チッソ、リン酸、カリウムがバランス良く含まれています。
また、マグネシウムも豊富なので、作物の食味を良くし、実なりを良くします。
優れた成分バランス&マグネシウムが豊富で、使い続けることにより空気や水の通りが良くなり保湿性も向上、根がしっかりと張れる環境へと変化していきます。
【「米の精」成分表】
3要素 | |
---|---|
チッソ | 2% |
リン酸 | 5% |
カリウム | 2% |
微量要素 | |
---|---|
マグネシウム | 896mg/100g |
たんぱく質 | 13.9% |
糖質 | 49.1% |
カルシウム | 42mg/100g |
鉄 | 8mg/100g |
ビタミンB群 | 54mg/100g |
肥料による環境汚染の防止
「米の精」のチッソは化学肥料に比べて土壌中で有機態のまま作物に吸収されるものが多く、地下水汚染の原因となる無機態の含有量が少ないので、適量の使用なら地下水汚染の防止につながります。
農作物育てのプロも愛用
【農業生産法人 ファーム宇賀荘】
安来の清流と白鳥が育んだ圃場で、10haに及ぶ無農薬栽培など環境保全型農業に取り組んで10年以上の経験と実績を持つ無農薬栽培のエキスパート集団。
無農薬栽培で必要となる元気な稲を育む土づくりに「米の精」が肥料として使われております。
【JA秋田おばこ】
大自然の「恵み」と農の「技」が生んだこだわりの逸品・・・生産者自身が美味しいと自慢できるおコメを食卓にJA秋田おばこでは、おコメ本来の美味しさと自然環境に負荷をかけない循環型農業を目指して、BG無洗米の副産物である肌ヌカと国産大豆を原料とした有機100%肥料「おばこロマン米の精」によるこだわり米生産に取り組んでいます。
ご家庭用「米の精」1㎏、15㎏のご購入はこちら
ご家庭用「米の精」1㎏、15㎏は、「米の精」専門店「米の精マルシェ」からご購入できます。
「米の精」のご使用方法
【基肥の与え方】
植え付けの10日位前に土とよく混ぜ合わせておきます。
●水田1反(10アール)あたり約150㎏使用します。
●菜園1坪あたり野菜で約500g、花で約300g使用します。
●プランター(65㎝)の場合、約80g(3握り程)使用します。
【追肥の与え方】
植物の生育状態に応じ、20~30日毎に根元から離して浅くすき込みます。
●菜園1坪あたり野菜・花で約100~150g使用します。
●プランター(65㎝)の場合、約25g(1握り程)使用します。