2024年4月18日
令和6年度「巡る米作りプロジェクト」2年目スタート
当社のサイタマ工場がある埼玉県坂戸市にある田んぼをお借りして、地元のJAいるま野様、坂戸市様との協働で、当社のお客様にもお手伝いをいただき、金芽米加工の際に取れる副産物「米の精」を肥料に使った、人にも自然にもやさしい循環型の米作り「巡る米作りプロジェクト」。2年目となる今年の米作りもスタートしました。
まずは、田植え前の田圃の土壌を元気にする土壌改良材「米の精」を散布します。
当日はJAいるま野の職員の方と協力して隅々まで米の精を散布することができました。
田んぼに撒かれた米の精は土壌中にいる微生物のエサとなり、その微生物をエサにする小さな生き物が元気になっていきます。そのサイクルの基となるのが米の精です。今年も「巡る米作りプロジェクト」スタートします。
【米の精って?】
「米の精」とはBG無洗米加工の際に取り出される肌ヌカ(お米のとぎ汁成分)を粒状にしたもので、チッソ、 リン酸 、マグネシウムがバランス良く含まれております。
また、土壌を肥沃にして自然循環型の稲作農業で欠かせない「微生物」の繁殖に必要な成分ビタミン類・ナイアシン等や適度な糖質も含まれております。土に戻すと土の中の微生物が活性化され、豊かな土壌になり、美味しい農作物が育つとして、全国の農家の皆様にも引っ張りだこです。