JAいるま野×坂戸市×東洋ライス
活動日誌
2024年7月22日

5月25日に田植えをしてから、早くも58日が経ちました!

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こんにちは。
今回は田植えイベントにも参加させていただいた東洋ライス 新入社員Kが直近の圃場をご紹介させていただきます。
5月25日に田植えをしてから、早くも58日が経ちました。


▲田植えを行った田んぼのある坂戸市でも猛暑日が続いておりますが、稲は順調に成長しております。


▲生き生きとした稲たちが田んぼの一面を覆いつくしています。


▲先月(6/11)と比べてみると、頼りなく見えていた植えたての稲たちが、一気にたくましくなりました。
「米の精」や「彩のきずな専用肥料」のファインプレーで、稲たちにしっかりと栄養を届けてくれているみたいですね。


▲田んぼに生息する生き物目線でお届けします。こうして見ると迫力がありますね。
草丈は平均95cmになります。3歳を迎えた子供の平均身長と同じぐらいの高さです。


▲茎からさらに茎が顔を出す、「分げつ」がしっかりと進んでいるのも確認できますね。
分げつは最終的に1株30本にまで増えると言われており、現在の茎数の平均は27本とのことですので、いよいよ出穂の時期に入ります。


出穂(しゅっすい)について

「出穂」という言葉はご存じでしょうか。
漢字からもわかる通り、私たちが食べているお米の前段階となる「穂」がでることです。
8月の上旬から下旬にかけて、稲の茎の中から緑色の穂が出てきます。

▲画像に写っている緑色の穂が分かりますでしょうか。
この時期の穂はまだまだ葉っぱに隠れているので、通常では見ることができませんが、生育している稲の茎を割いてみると、幼穂(穂の赤ちゃん)が確認できました。
JAいるま野さんによると、生育状況から8月1日に出穂、8月4日から出穂期に入るそうです。


稲のお花について

そして、出穂の時期に入りますと、稲のお花が開花します。
皆さんは稲のお花を見たことはありますか?
私は稲にお花が咲くことを今回、初めて知りました。


▲昨年度の日誌の画像参照

ひとつの穂には、およそ100~200個の花がつきますが、ひとつひとつの花が咲いているのは2時間ぐらいの短い間で、この花がもみ(お米)になるそうです。
花が咲くこの時期の天候がお米の収穫量に大きく影響するので、農家にとっては気のやすまらない時期と言われています。
皆さんも機会がありましたら、ぜひ稲のお花を観察してみてください!


人間も夏バテすることがありますが、稲も日中の高温と夜温も下がらず、夕立もなければ、夏バテしてしまい、お米の品質低下を招く可能性があります。
今後の8月以降の天候を注視し、地元の生産者さんが収穫まで見守っていただけるそうです(よろしくお願いいたします)。

猛暑日がこの先も続いていきますが、これから収穫の時期を迎える稲たちと一緒に暑さを乗り越えていきましょう!

米の精
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